福岡市の安い印刷会社なら「西日本高速印刷」がおすすめ!

私たちの身近にある「チラシ」や「パンフレット」。一度は商品を選んだり、比較するために手に取ったりしたことがあるかもしれません。しかし、普段何気なく手に取るチラシやパンフレットにどんな紙が使われているか、ご存知の方は多くないのではないでしょうか。
ここでは、チラシやパンフレットの基礎的な知識とともに、印刷代を安くできる方法をご紹介します。

目次

そもそも「チラシ」ってなんだろう?

チラシは、商品やサービス・イベントなどの宣伝や広告を目的にしたもの。「ビラ」と呼ばれることもあります。チラシと聞けば、商品やお店、サービスなどに関する情報が1枚の紙に書かれているものをイメージされるでしょう。
チラシの語源は、ばら撒くものという意味を持つ言葉「散らし」。同じような印刷物の「フライヤー」は、かつて飛行機からばら撒く形式で宣伝を行っていたことから名前がつきました。フライヤーはチラシと比べるとサイズが小さく、厚い紙で作られています。

色々なチラシの用途

主なチラシの目的は、サービスやイベント・商品を知ってもらうこと。主に次のような用途があります。

  • 1.街頭配布:受け取りやすい性質を活かし、駅や街頭で配ります。クーポンをつけることもあります。
  • 2.ポスティング:お店の紹介や書道教室などの習い事をはじめ、地域を決めた宣伝に有効です。
  • 3.フライヤー:店頭やオフィスに置かれるフライヤーは、直接配ることはありません。ブランドイメージをアップさせるために、厚手の紙を使い高価になるフライヤーをチラシと使い分けることもあります。

チラシに向いているのはどんな紙?

チラシに使われる紙には、特徴が異なるいくつかの種類があります。「写真でお客様の目を引きたい」「高級感を出してブランドイメージを上げたい」「予算を抑えてたくさん配りたい」など、どんなチラシにしたいかをイメージしてから紙を選ぶことが大切。では、どんな紙の種類が使われているのでしょうか。

<チラシによく使われる紙の種類>

チラシには、「塗工紙」と呼ばれ、表面にコーティングが施されている「コート紙」「マットコート紙」と、コーティングされていない「上質紙」がよく使われます。ニーズや予算に合わせて最適な紙を選びましょう。

  • コート紙 「コート紙」は紙全体に光沢があり、ツルツルした手触りが特徴です。インキの乗りが良く色の再現性が高い紙なので、カラー写真やイラストを用いたチラシに向きます。
  • マットコート紙 「マットコート紙」は表面にコーティングされていますが、ツヤが抑えられています。マット紙よりも光の反射が少ないため文字や写真がよく見える一方、インクジェットプリンターの印刷には向きません。落ち着いた雰囲気が特徴です。
  • 上質紙 一般的なコピー紙と同じ質感を持つのが「上質紙」です。コーティングされておらずインキが沈みやすく、ややくすんだ印象に仕上がるため、写真の印刷などには向きません。他方で、お手持ちのプリンターでの印刷や筆記に向いていることから、自作のチラシやアンケート用紙などにおすすめの紙です。
<どんな基準でチラシの紙を選ぶ?>

それぞれの特徴から、イメージや予算に合った紙を選びましょう。チラシには、比較的安価で発色が良く、インキが乾きやすい「コート紙」がよく使われます。コート紙は、マットコート紙よりコストを抑えられ、写真を載せた時も思い通りに仕上がるうえ、乾燥時間も短く、印刷時間も短縮できます。

パンフレットの役割

パンフレットは簡易的な冊子のようなもので、本のように装丁されておらず、カバーもついていません。
なお、1枚の紙を複数回折りたたんで作る「折りパンフレット」もパンフレットのひとつ。センター折り、巻き3つ折り外3つ折り、十字折りなどがあります。

パンフレットの使い方

詳細な情報をまとめて伝えられるパンフレットは、イベントの資料や学校案内などに使われます。写真をたくさん掲載できるので発色性の良い紙を使い、魅力的に紹介する高いデザイン性が欠かせないため、多くの場合、パンフレット作成は印刷会社に依頼されます。

パンフレットの色々な綴じ方

パンフレットには、どのような綴じ方があるのでしょうか。

  • 中綴じ 「中綴じ」は、印刷された紙を二つ折りにして重ね、折り目を針金で止める方法です。中心部いっぱいまで開くことができますが、綴じられる厚さに制限があります。
  • 平綴じ 紙の端から5ミリくらいの位置を針金でとめ、最後に表紙を貼り付けるのが「平綴じ」です。丈夫な一方で、中心まで開くことはできません。
  • 無線綴じ 本の背を糊で固めて綴じるのが「無線綴じ」です。厚いものに向いているうえ、丈夫で長持ちするのが特徴です。
  • 長辺綴じ(ちょうへんとじ)と短辺綴じ(たんぺんとじ) 「長辺綴じ」は紙の長い辺を綴じ、「短辺綴じ」は短い辺を綴じます。パンフレットは、書類などと一緒に保管することを考慮して、A4サイズやB5サイズの長辺綴じが多く見られます。一方で、正方形やくりぬいた形などで印象づけ、個性を出すこともあります。

パンフレットの種類

商品や学校の情報を詳しく伝える「パンフレット」は、情報が多くなるため、「何を載せるか」や、「どんな情報を載せるか」、「ターゲットは誰なのか」を整理して作成しなければなりません。ターゲットは大きく次のように分かれます。

一般向けB to C(Business to Customer)タイプ

企業から一般消費者に向けて作られるタイプが「B to C」。身近なところでは家電製品や学校案内、観光案内や商品カタログなどがこれにあたります。

企業向けB to B(Business to Business)タイプ

「B to B」タイプは、企業に向けた業務案内、システム説明や製品カタログなど、企業間の取引のために作られます。
専門的な知識・能力を持った人に向けて頒布する「B to B」タイプは、「B to C」タイプよりも詳細で、鮮明なものが求められます。従来品との違いや商品の特筆すべき点がわかりやすく示されていなければなりません。

用紙の厚さ

紙の厚さは「斤量」を用いて表し、同じ紙でも数値が低いほど薄く、数値が高いほど厚くなります。
紙の種類と合わせて、「コート(紙の種類)135キログラム(斤量)」などの表示が一般的です。斤量による厚さの目安は次の通り。

  • 70kg/73kg 一般的なコピー用紙とほぼ同じ厚みで、新聞折込チラシなどに使われます。
  • 90kg チラシやフライヤーで一般的に使われる厚さです。
  • 110kg ある程度しっかりした厚みを持ち、パンフレットだけでなくフライヤーに使われることもあります。
  • 135kg 110kgよりさらにしっかりした厚みで、商品パンフレットなどに使用されます。

印刷代を安くするには

そもそも、「チラシ」や「パンフレット」の印刷代には何が含まれているかご存知でしょうか? 印刷会社に依頼する場合、一般的には次のような費用がかかります。

  • デザイン料:デザインも依頼する場合にかかります。ただし、デザインやデータの作成を自分でできる場合はかかりません。データの形式によっては変換に料金がかかる場合もあります。
  • 用紙代・製本代と印刷代:パンフレットにする場合は製本代がかかり、そのほかに選んだ用紙や、特殊なインクを使うと値段が変わります。
  • 配送料:納品までの期間が短い場合は、料金が加算されるのが一般的。配送料は、業者によっては無料のところや、配送地域によって送料が変わる場合もあるので、依頼する印刷会社の料金体系を確認しましょう。

「西日本高速印刷」は安くて早いことはもちろん、「美しさ」も実現できるのが強み。創業70年のノウハウでチラシやパンフレット、カタログや冊子まで幅広い印刷物を網羅しています。小ロットでのご依頼も承っており、きめ細やかな対応でお客様にご満足いただける印刷物をご提供してまいりました。
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